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牧野ワールド10

執筆者の写真: sendan
sendan
12 時間前
読了時間: 1分

「佐川町の金峰神社の西の石段の昇り口に、長方形の石の手水鉢があり、いつも水が湛へてあつた。私達は其のすぐ傍の小川から軟かな赤味を帯びた石を拾つてきて朱と名づけそれに水をつけて手水鉢でおかつぱの髪をふり立てて、ゴシゴシゴシ力一杯に摺つた。やがて茶色のドロドロした液が出来ると、手近にある大杉の木の葉を取り、・・・」(土井八枝『随筆 藪柑子』より引用(略))。牧野博士も仙台を昭和初期に訪ねた時に「私もあの手水鉢で朱をすりました」と八枝(土井晩翠の妻)に語った手水鉢の周りには今ツリフネソウが咲いています。


 
 
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